アクリル板の種類・色の比較、違いについて
アクリル板の種類・色の比較、違いについて
- 「アクリル板 透明(P)」と「アクリル板 透明両面マット(DFA2 P)」の違い
- 「アクリル板 透明(P)」と「アクリル板 UVカットクリアー(UV40)」の違い
- 「アクリル板 黒(502K)」と「アクリル板 黒両面マット(DFA2 502K)」の違い
- 「アクリル板 白(M)」と「アクリル板 白両面マット(DFA2 M)」の違い
- 「アクリル板 透明(P)」と「アクリル板 ガラス色(148K)」の違い
- 「アクリル板 ミラー(CM)」とは
- 「アクリル板 ブラウンスモーク(550K)」と「アクリル板 グレースモーク(530K)」の違い
- 「アクリル板 白(M)」と「アクリル板 オパール(乳半)(432L)」の違い
「アクリル板 透明(P)」と「アクリル板 透明両面マット(DFA2 P)」の違い
![アクリル板とヒロミさん](https://dev-backoffice.acrylic-online.com/main/files/fileupload/plandisplay/2023/10/12/jiten02b2.jpg)
「アクリル板 透明(P)」とよく似た名前で「アクリル板 透明両面マット(DFA2 P)」というカラーがあります。
「アクリル板 透明両面マット(DFA2 P)」は 表面がすりガラスのようなマット調のアクリル板です。光は通しますが 反射を防ぎ半透明で目隠し効果があります。
![アクリル板 透明(P)とアクリル板 透明両面マット(DFA2 P)](https://dev-backoffice.acrylic-online.com/main/files/fileupload/plandisplay/2022/08/22/jiten03_01.jpg)
ツヤ消し模様は非常にきめ細かく上品で高級感が漂います。
「アクリル板 透明両面マット(DFA2 P)」の用途の一つとして、 災害時のガラス扉の割れ対策、ガラス引き戸のガタガタ音の対策、ガラス戸の重量の軽減等の目的で、 ガラス板から「アクリル板 透明両面マット(DFA2 P)」に交換されるお客様が増えております。
「アクリル板 透明(P)」と「アクリル板 UVカットクリアー(UV40)」の違い
![アクリル板 透明(P)とアクリル板 UVカットクリアー(UV40)](https://dev-backoffice.acrylic-online.com/main/files/fileupload/plandisplay/2022/08/22/jiten03_02.jpg)
「アクリル板 UVカットクリアー(UV40)」は商品名の通り 紫外線吸収機能を付与したアクリル板です。
特に紫外線劣化が懸念される美術館、博物館の展示ケース、額縁の面板として効果を発揮します。
美術品にとって有害な400ナノメートル以下の紫外線を97%以上カットしますので 展示品の材質劣化や変色、退色を防ぐ効果があります。
また可視光線透過率は90%以上と「アクリル板 透明(P)」と同程度のため鑑賞の妨げになりません。
「アクリル板 UVカットクリアー(UV40)」は額縁の面板、コレクションケース、店頭ディスプレイに最適です。
「アクリル板 黒(502K)」と「アクリル板 黒両面マット(DFA2 502K)」の違い
![アクリル板 黒(502K)とアクリル板 黒両面マット(DFA2 502K)](https://dev-backoffice.acrylic-online.com/main/files/fileupload/plandisplay/2022/08/22/jiten03_03.jpg)
一方で「アクリル板 黒両面マット(DFA2 502K)」は 〈ツヤ消し黒〉と呼ばれています。
「アクリル板 黒(502K)」は非常に濃い黒色で表面は光沢があり、 はっきりと顔が映りこむほどの平滑性があります。
全光線透過率は0%で全く光を透過しません。
それに対して「アクリル板 黒両面マット(DFA2 502K)」は表面が非常に細かい凸凹を形成しているため 光が拡散して物が映りこみません。
他のアクリル板 マットと同様に、ツヤ消し模様は非常にきめ細かく上品で高級感があり、 細かい傷がつきにくいという特徴があります。
「アクリル板 黒両面マット(DFA2 502K)」はその 質感の高さから オーディオ、パソコン、インテリアまわりに多く使用されております。
光が反射しないため 水槽やコレクションケース 背板等にも適しています。
「アクリル板 白(M)」と「アクリル板 白両面マット(DFA2 M)」の違い
![アクリル板 白(M)とアクリル板 白両面マット(DFA2 M)](https://dev-backoffice.acrylic-online.com/main/files/fileupload/plandisplay/2022/08/22/jiten03_04.jpg)
「アクリル板 白(M)」は 〈白〉以外にも〈骨白〉〈乳白〉と呼ばれることもあります。
表面は光沢があり 物が映りこむ程の平滑性があります。 全光線透過率は3mm厚で7%と微量の光を透過します。
それに対して「アクリル板 白両面マット(DFA2 M)」は表面が非常に細かい凸凹を形成しているため 光が拡散して物が映りこみません。
他のアクリル板 マットと同様に、ツヤ消し模様は非常にきめ細かく上品で高級感があり、 細かい傷がつきにくいという特徴があります。
「アクリル板 白両面マット(DFA2 M)」はその見た目から 白物家電、家具、食器等多くのインテリアと相性が良いため家庭内の様々な用途に使われております。
また最近ではモバイルプロジェクターが普及してきましたが、 安価で持ち運びがしやすいためモバイルプロジェクターのスクリーンとしても最適です。
「アクリル板 透明(P)」と「アクリル板 ガラス色(148K)」の違い
![アクリル板 透明(P)とアクリル板 ガラス色(148K)](https://dev-backoffice.acrylic-online.com/main/files/fileupload/plandisplay/2023/03/14/jiten03_0314_1678781400043.jpg)
「アクリル板 透明(P)」に比べエッジが緑色で、平面から見ても透明より少し緑がかった濃い色で ガラス板とほぼ見分けが付きません。
「アクリル板 ガラス色(148K)」は ガラス板よりも割れにくく、軽量で加工が簡単なため ガラスの代用品として広く普及しています。
「アクリル板 ミラー(CM)」とは
![アクリル板 ミラー(CM)](https://dev-backoffice.acrylic-online.com/main/files/fileupload/plandisplay/2022/08/22/jiten03_06.jpg)
ガラスのミラー板(鏡)と比較して 軽量、割れにくいといったメリットがありますが、 反りが発生するというデメリットがあります。
「アクリル板 ミラー(CM)」は 化粧品のコンパクトや手鏡など小さい面積の用途には大変適していますが 姿見などの大きな面積の用途にはゆがみが発生するため適していません。
「アクリル板 ブラウンスモーク(550K)」と「アクリル板 グレースモーク(530K)」の違い
![アクリル板 ブラウンスモーク(550K)とアクリル板 グレースモーク(530K)](https://dev-backoffice.acrylic-online.com/main/files/fileupload/plandisplay/2022/08/22/jiten03_07.jpg)
「アクリル板 ブラウンスモーク(550K)」の 全光線透過率は3mm厚で28%、 「アクリル板 グレースモーク(530K)」の 全光線透過率は3mm厚で18%です。
光を遮る効果がありますので 目隠しパーテーション、屋外フェンス、カーポート屋根などに適しています。 また機械カバーなどの 各種カバー用途にも広く使われています。
「アクリル板 白(M)」と「アクリル板 オパール(乳半)(432L)」の違い
![アクリル板 白(M)とアクリル板 オパール(乳半)(432L)](https://dev-backoffice.acrylic-online.com/main/files/fileupload/plandisplay/2022/08/22/jiten03_08.jpg)
「アクリル板 白(M)」の〈乳白〉に呼び名はよく似ていますが 性質は大きく異なります。
「アクリル板 オパール(乳半)(432L)」は 全光線透過率が3mm厚で48%と半分程の光を透過します。
表面は光沢があり、拡散剤が含まれているため光を均一に透過します。
その特徴から照明カバー、電飾看板、窓などに適しています。