配送朝8時までのご注文で
最短翌日にお届け!

アクリル板の掃除に布は使えますか?

アクリル板の掃除に布は使えますか?

1.アクリル板の掃除に布を使用する際の注意点

アクリル板とヒロミさんアクリル板は日頃からこまめに掃除することで汚れの付着を防ぎ、大がかりな掃除をする必要がなくなります。汚れが付着したまま長期間放置していると汚れが目立ち、次第にこびり付いてしまう頑固な汚れとなり、掃除に手間がかかってしまいます。アクリル板を衛生的に使用するためにも日頃から掃除をする事が必要です。

では、どのようにアクリル板の掃除をすると良いのでしょうか。今回はアクリル板の掃除方法について解説します。 アクリル板の掃除のやり方が分からずに困っている方、掃除の際に使用する布はどのようなタイプのものを使えばいいのか分からない方はぜひ参考にしてください。

アクリル板の掃除をする際に使用するべき布とは

■やわらかい布を使用する
アクリル板は傷がつきやすい素材です。アクリルの表面硬度は2H程度(鉛筆硬度)になり、2H以上の硬いもので強く引っ掻くと傷がつきます。人間の爪は2H程度の固さですから爪で強く引っ掻くと傷がつくということです。また、アクリル板と見た目が似ているガラスを比較するとアクリル板の方が傷がつきやすいため、掃除には注意が必要です。アクリル板をガラスと同じ要領で掃除するのは傷や破損に繋がる恐れがあるため控えてください。

アクリル板を布で掃除をする際の注意点とは

■布を使用する際の注意点
柔らかい布を使用していても、力強くゴシゴシと拭いてしまうとアクリル板に傷が付いてしまいます。また固い布や、目の粗いタオルを使用しての乾拭きはおすすめしません。繊維がアクリル板の表面に付着し細かな傷がつく恐れがあります。必ず柔らかい布を使用してください。 このようにアクリル板は強い摩擦や粗い素材との接触によって傷がつきやすい特徴を持つ素材のため、掃除をする際には柔らかい布でやさしく掃除してください。
※アクリル板は何で拭いたらいいの?についての記事は こちら
※アクリル板の特徴についての記事は こちら

2.アクリル板の掃除をする前に準備しておくもの

アクリル板を掃除する際には柔らかい布を使用する必要性を解説しましたが、柔らかい布以外に何が必要になるのでしょうか。まずは事前に準備しておく必要があるものをご紹介します。

■準備するもの
・柔らかい布
・中性洗剤
・洗面器、バケツ、桶など水を入れるための容器

では、アクリル板はどのような手順で掃除すれば良いのでしょうか。ここからは正しい掃除方法をご紹介します。手順に沿って掃除する事でしっかりと汚れを落とす事ができますので、ぜひ参考にしてください。

■アクリル板の掃除方法
①アクリル板を拭く際に使用する洗剤を作ります。洗面器またはバケツや桶などの容器にぬるま湯を入れます。ぬるま湯の量に対して数滴の中性洗剤を加えよく混ぜ合わせます。

②作った中性洗剤に柔らかい布を入れて液をよく含ませ軽く絞ります。

③アクリル板に付着した汚れをやさしく拭き取ります。拭き取る際に力を入れてゴシゴシと擦ると傷が付きますのでやさしく拭き取ってください。

④中性洗剤を含んだ柔らかい布で拭き取りした後は水拭きをします。水拭きをする際も固い布は使用せず、柔らかい布でやさしく拭き取ってください。
※アクリル板の正しいお手入れ方法についての記事は こちら

3.アクリル板の掃除が必要な理由

私たちの身の回りにおいて、アクリル板が活用されているシーンは多岐にわたります。医療機器、航空、自動車、鉄道、建築、電子機器、サイン、インテリア、ディスプレイなどアクリル板は多くの分野で活用されています。 日常的に目にする事の多いアクリル板を、いつまでも可能な限りきれいな状態で保つには、日々こまめな掃除が必要です。

アクリル板の特性として、透明性が高い事が挙げられます。アクリル板はガラスよりも優れた透明性を持つ素材で可視光線透過率は92%と、樹脂の中では最も高い透明性を誇ります。透明性が高いが故に汚れや手あかなどが目立ってしまいます。また、アクリル板は静電気を帯びやすく、ほこりが付着しやすい素材です。アクリル板の透明度を保ち気持ちよく使用し続けるためにも、定期的な掃除をおすすめします。
※可視光線とは、電磁波のうち人に見える波長のもの。いわゆる光のこと。
※アクリル板の透明度についての記事は こちら
※アクリル板の活用例は こちら

4.アクリル板の掃除にアルコールの使用はNG

アクリル板の清潔さを保ち、ウイルス対策も兼ねてアルコールを使用して掃除をしようと考えている方は多いのではないでしょうか。 アルコールを使用すると消毒・除菌ができるため使用したくなるかもしれませんが、アクリル板にアルコールを使用するのはNGな行為です。なぜ、アクリル板の掃除にアルコールを使用してはいけないか解説します。

■理由1「クラック(ひび割れ)が発生する可能性がある」
アクリル板をアルコールで拭くと、アクリル板がアルコールに反応し、ひび割れ、破損などの現象が発生します。アルコールはアクリル板を劣化させる原因となるため使用はお控えください。

■理由2「透明度が落ちる」
アクリル板は耐薬品性に劣るためアルコールで拭くと化学反応をおこし白く濁ってしまう場合があります。一度白くなってしまうと二度と元には戻らないためアクリル板の最大の特徴である透明度が失われてしまいます。
※アクリル板のお手入れでやってはいけない方法についての記事は こちら

5.アクリル板の掃除に布は使えますか?のまとめ

今回はアクリル板の掃除方法やお手入れの際に気をつける事、また掃除の際に使用する布について解説しました。アクリル板は透明性が高いという優れた特性を持っています。アクリル板を使用していると、その透明性の高さによりアクリル板に付着した汚れやほこりが次第に目立ってきてしまいます。 アクリル板をいつまでも綺麗な状態で使用し続けるには日々のお手入れがとても大切です。 最後にアクリル板の掃除方法や、掃除をする際に使用する布の正しい使い方についてのポイントをおさらいしましょう。

■柔らかい布を使用し、力を入れてゴシゴシと擦らない
柔らかい布を使用する際には注意が必要です。ゴシゴシと擦ると小さな傷ができてしまい、透明なアクリル板では目立ってしまいます。傷をつけないようやさしくお手入れしてください。

■固い布の使用はNG
柔らかい布で強く擦ると傷がつくように、固い布を使用した場合でもアクリル板に傷が付いてしまいます。固い布の使用は控えてください。

■アルコールの使用はNG
アルコールを使用すると、アクリル板にクラック(ひび割れ)が発生する可能性があります。アルコールの使用は控えてください。

いかがでしたでしょうか? 忙しくてなかなか掃除に時間を掛けられない場合もあるかもしれませんが、いつまでも衛生的にアクリル板を使用するためには日頃からこまめなお手入れが大切です。しかし、アクリル板は消耗品でもあるため、汚れや傷などが気になる場合は新しく買い替えを検討されてみてはいかがでしょうか?

商品ページはこちら