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アクリル板とは何ですか?

アクリル板とは何ですか?

1.アクリル板とは

アクリル板とヒロミさん アクリル板は「アクリル樹脂」と呼ばれる合成樹脂から作られた透明な板状の素材です。この素材はガラスに似た特性を持つため、ガラスの交換・代用として使われることも多く幅広く使用されています。
※ガラスの交換・代用にアクリル板を使った製作事例は こちら

アクリル板は、ガラスと比較して軽量でありながら高い強度を備え、優れた透明度と耐候性を持っています。そのため、建築、インテリア、ディスプレイ、広告、医療、自動車、電子機器など、多種多様な分野で利用されています。

2.アクリル樹脂とは

アクリル樹脂は、美しい透明性と優れた耐衝撃性を備えた「プラスチック」の一種です。 プラスチックは熱可塑性樹脂(ねつかそせいじゅし)と熱硬化性樹脂に大別されますが、アクリル樹脂は熱可塑性樹脂の一種です。

熱可塑性樹脂は熱を加えると軟化し、冷やすと硬化する樹脂で、その特性から大量生産、リサイクルに適しています。日常的に使うプラスチックの大半は熱可塑性樹脂に属します。

正確な名称は「ポリメチルメタクリレート樹脂(ポリメタクリル酸メチル樹脂)」で、略号は「PMMA(Poly Methyl Methacrylate)」です。この素材は、アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルと呼ばれる成分からなる重合体(ポリマー)で構成されています。その特長として高い透明性と耐久性を備え、多くの用途に適しています。

アクリルはプラスチック素材の大きなメリットである軽さを持つと同時に強度と耐久性・柔軟性を併せ持ち、ものづくりの素材として適した条件が揃っています。

優れた強度と透明性、屋外でも劣化しない耐候性持っていることからプラスチックの女王と言われ多くの製品に使用されています。
※アクリル板の透明度、耐候性についての記事は こちら

3.アクリル樹脂の用途

アクリル樹脂は透明性や耐久性に優れた樹脂です。その特性から レンズなど身近なものから、成形材料、塗料、接着剤など幅広い用途に使用されています。 更には、紙・繊維加工用バインダー、パソコン画面、携帯電話の表示窓、液晶ディスプレイ(LCD)用バックライトの導光板などさまざまな用途が挙げられます。
※アクリル板の透明度についての記事は こちら

コーティング材としては優れた耐久性、特に耐候性を有するため、自動車用塗料、建築用塗料、プラスチック用塗料などに多く用いられております。
※アクリル板の耐候性についての記事は こちら

アクリル樹脂はさまざまな種類があり、原料ポリマーによってその用途が異なります。 アクリル樹脂は現代の多くの製品に不可欠であり、その優れた特性がさまざまな産業において利用され進化し続けています。

4.アクリル板の加工方法

アクリル板はプラスチック素材の中でも加工が容易な素材です。 切削、曲げ、接着、成型など多くの加工方法が利用できます。

切削加工はパネルソー、ルーター、レーザー加工機、NC旋盤などが使用されます。曲げにはパイプヒーター、赤外線ヒーターが使用されます。接着には専用の溶剤が必要になります。成型には真空成型、圧空成型、ブロー成型などの手法があります。

アクリル板加工は専門知識や経験がなく自身で行う際には高い難易度とケガの危険性が伴いますので注意が必要です。

アクリルオンラインでは、最小サイズ10mm×10mmからの小さなサンプル購入やオーダーカット加工をご注文可能です。
また、オプションで様々な追加加工( 角R(角丸め)・角斜めカット・穴あけ・テーパーカット等)や仕上げ加工(カンナ仕上げ・カンナ仕上げ等)を選択でき様々なニーズに対応できる魅力があります。

※アクリル板の切断端面の仕上げの種類や加工の種類についての記事は こちら
※アクリル板の穴あけ加工の種類についての記事は こちら

5.こんなものにも!多様なアクリル板の使いみち

今回はアクリル板、アクリル樹脂、アクリル樹脂の用途ほか、様々なアクリル板の加工方法について詳しくご紹介しました。

プラスチックの一種であり幅広い分野で活用するアクリル板は私達の生活に欠かせない素材であり、その特性を活かし利用され続ける優れた素材です。

そんなアクリル板を実際にアクリルオンラインで加工・製作された事例をご紹介します。ぜひご覧いただきながら多様なアクリル板の使い道に触れて、新たなアクリル板の魅力を感じとってください。

■アクリル板の製作事例
「スケルトン階段 赤ちゃん安全対策」

アクリル板で製作したスケルトン階段
お客様からのレビュー
個人利用。子が産まれて吹き抜け階段を塞ぐ必要があったが家に工具類がないのでこちらで購入。

納期も早く、ホームセンターよりも正確。仕上げなどの素人にはわからない用語も解説付きでわかりやすく買えただけなのに満足だったのに、これではもうアクリル板に関してはホームセンターに行く必要がなくなりました。

決済がAmazon Payで入力不要なのも嬉しい。下2段が購入したアクリル板を取り付けた状態です。
※お客様のレビュー・図面ページは こちら

アクリルオンラインからのコメント
「スケルトン階段」とは、骨組みと踏み板のみで構成される階段のことです。「シースルー階段」、「オープン階段」、「スリット階段」などとも呼ばれています。

スケルトン階段はデザイン性が高く、開放感のあるオシャレな設備として広く普及しています。採光性、通気性に優れ、通常の階段と比較して圧迫感がないなどたくさんのメリットがあります。また、スケルトン階段は廊下がなくても設置ができるため、リビングにスケルトン階段を設置するというレイアウトが大変人気です。

そんなスケルトン階段にもいくつかのデメリットがあげられます。 スケルトン階段には、段差の隙間を塞ぐ蹴込み板がないため、小さなお子様が隙間から落下してしまうという危険性があります。ご高齢の方やペットがいらっしゃるご家庭も同様です。

解決策として、デザイン性、開放感を損なうことなく危険を回避するために、透明のアクリル板を隙間に設置することをお勧めいたします。アクリル板は耐衝撃性に優れているため、お子様がアクリル板に衝突した場合でも割れずにお子様の落下を防ぐことが可能です。
※アクリル板の強度・耐衝撃性については こちら

また、もう一つのデメリットとして冷暖房の効率が悪いことがあげられます。開放感があり、空気が遮断されないために、夏は2階に暑い空気がこもり、冬は1階に寒い空気がたまりやすくなり冷暖房費が大変高額になります。アクリル板を蹴込み板として設置することで、開放感を損なわずに冷暖房効率を上げることが可能です。

スケルトン階段をお持ちのご家庭は段差の隙間をふさぐ透明のアクリル板の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

■アクリル板の製作事例
「キャットウォークのDIY」

アクリル板で製作・DIYしたキャットウォーク
お客様からのレビュー
下からのぞけるキャットウォークを作りたくて、ちょうど良いサイズで作っていただけるこちらで注文させていただきました。

届いたモノはキレイに加工され、サイズ感も概ね問題なし(自分の計算ミスで数ミリ削る必要はありましたが・・・)。もうちょっと厚みのあるものを選んでも良かったかな?という後悔はありますが、とりあえず出来上がりは良い感じなので良しとします。

アクリルは素人には扱いづらい面もあるので、加工の指定も出来て迅速に納品していただけて助かりました。
※お客様のレビュー・図面ページは こちら

アクリルオンラインからのコメント
愛猫の運動不足軽減、ストレス解消にキャットウォークをご検討されている飼い主様が多くいらっしゃいます。 キャットウォークは壁面を有効活用でき、限られたスペースで愛猫と共生するのには最適なアイテムです。

猫本来の習性として外敵から身を守ることができ、獲物を見つけやすいため高いところを好むそうです。 キャットウォークを設置することでストレスによる爪とぎやイタズラの防止効果があるとされていますので、インテリアの維持、修繕費の節約などの効果も期待できます。

しかし既製品のキャットウォークは木製が一般的で、部屋が暗くなり圧迫感を感じるといったデメリットがあります。そのようなデメリットが生じない透明のアクリル板を使用した自作キャットウォークを検討してみてはいかがでしょうか。

高いところが好きな愛猫のためのキャットウォークですが、アイデア次第で魅力的なインテリアとしても成立します。また 透明アクリル板のキャットウォークは普段見ることができない愛猫の肉球が見放題です。

アクリルオンラインのアクリル板オーダーカットには「 アクリル板 ガラス色(148K) 」というカラーがあります。「 アクリル板 ガラス色(148K) 」は ガラスに見た目を似せたアクリル板です。「 アクリル板 透明(P) 」に比べエッジが緑色で、平面から見ても透明より少し緑がかった濃い色で 、ガラス板とほぼ見分けがつかないため高級感が演出できます。

気になるアクリル板のお手入れは、食器用洗剤をぬるま湯で薄めて柔らかい布でふき掃除をするだけなのでとても簡単です。この機会にアクリル板を使用した自作キャットウォークを検討してみてはいかがでしょうか。

■アクリル板の製作事例
「自作PCケース 側面カバー」

アクリル板で製作した自作PCケース
お客様からのレビュー
以前もPCケースの側面のカバー用で注文させて頂き、今回は2回目です。寸法を測って注文して2日ほどで届きました。前回同様早かったです。

今回は送料が選べるということで以前の規定されていた送料よりは安い値段を設定させて貰いました。さすがに0円は気が引けるので自分が考えるこれくらいだったらと思う送料を入力させていただきました。

さて品物についてですが、あたり前ですが無色透明で傷もなく寸法も注文通りで綺麗にPCケースの側面に合わせることができました。

マジックテープで固定しているだけなのですが、ケース付属の縁が凄く太いダサい。カバー(2枚目)と比べるととても見栄えが良くなったと思います。

速さ、正確さ、そして送料も自分が納得のいく金額に設定できるということでこれからもまた利用させていただこうと思います。ありがとうございました。
※お客様のレビュー・図面ページは こちら

アクリルオンラインからのコメント
eスポーツの人気とともにゲーミングPCの販売業績が堅調です。 ゲーミングPC市場において、LEDでPCをドレスアップさせる「光るPC」が大変人気です。自作PCのパーツメーカーはイルミネーションLEDを単色LED・RGB LED・アドレサブルRGBと進化させ、次々と光るPCパーツを市場に投入しています。光るPCはもはやゲーミングだけのものではなく、一般のPCとしても注目を集める存在になってきました。

PCケースのサイドパネルをアクリル板に交換して、光るPCのDIYに挑戦してみるのはいかがでしょうか。サイドパネルには透明度の高い「 アクリル板 透明(P)」、「アクリル板 制電SCクリアー(静電気防止)(SC)」が定番です。 特に「アクリル板 制電SCクリアー(静電気防止)(SC)」は静電気によるホコリの付着を防止しますので、PCのような精密機器のカバーには大変適しています。

■制電SCクリアー(静電気防止)(SC)
アクリル板 制電SCクリアー(静電気防止)(SC)

アクリル板 グレースモーク(530K)」はサンググラスのように光を遮断します。「 アクリル板 グレースモーク(530K)」の全光線透過率は3mm厚で18%です。光るパーツが眩しすぎるといったデメリットの解消に最適です。
※アクリル板の素材と色見本は こちら

フルカラーに光るPCのサイドカバーには、アクリル板の切断面が鮮やかに発色する「エッジカラーシリーズ」がおすすめです。イルミネーションLEDに合わせてお好みのカラーを選択可能です。

■ピンクエッジ(120K)
アクリル板 ピンクエッジ(120K)

■イエローエッジ(130K)
アクリル板 イエローエッジ(130K)

■グリーンエッジ(144K)
アクリル板 グリーンエッジ(144K)

■ブルーエッジ(150K)
アクリル板 ブルーエッジ(150K)

■蛍光ピンクエッジ(125K)
アクリル板 蛍光ピンクエッジ(125K)

■蛍光オレンジエッジ(135K)
アクリル板 蛍光オレンジエッジ(135K)

■蛍光グリーンエッジ(145K)
アクリル板 蛍光グリーンエッジ(145K)

アクリルオンラインの「 アクリル板(押出)オーダーカット 」は自作PCのサイドパネルに適したたくさんのカラーがございます。カラーサンプル帳の販売もございますのでぜひご検討ください。

■アクリル板(押出)カラーサンプル帳:
https://acrylic-online.com/shop/acryliconline/goods/11QKTD/

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