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アクリル板の耐久性はどのくらいですか?

アクリル板の耐久性はどのくらいですか?

1.アクリル板の強度と耐久性とは

アクリル板とヒロミさん アクリル板は「アクリル樹脂」と呼ばれる合成樹脂を板状にしたもので、優れた強度と耐久性、耐候性を備えた素材です。そんなアクリル板の強度や耐久性について、「実際にどれほどの強度なの?」「屋外で使ってもいいの?」といった疑問に対し詳しく解説し、またどのような場所でどのように使われているのか事例も交えてご紹介します。

アクリル板はガラスにそっくりな素材ですが、 ガラスと耐衝撃性を比較した場合、ガラスの10倍以上の強度があると言われています。 「アクリルガラス」「割れないガラス」と呼ばれることもあるアクリル板は大変割れにくい素材です。万が一落下してしまった場合でも、アクリル板は割れにくいので破片がバラバラと飛び散るような事がなく安心です。アクリル板は強度だけでなく、耐久性にも優れています。 アクリル板は強度が低下しにくく、使用条件によって異なりますが10~20年程度の耐久性があり屋外での利用にも向いている素材で看板などにもよく使用されています。
※アクリル板とガラスの強度についての記事は こちら
※アクリル板とガラスの比較表は こちら

2.幅広い用途で使用されているアクリル板

アクリル板は透明度の高さや強度、さらに劣化しにくい耐久性など、優れた特徴を持っていることからさまざまな用途で使用されています。ここでは、アクリル板を使用した事例をご紹介します。

■展示・コレクションケース
アクリル板は経年劣化しにくい素材なので、作品を展示するケースに最適です。美術館や博物館、ご自身の大切なコレクションなど長期にわたって作品を展示する場合に作品を守る大切な役割を果たしてくれます。

■額縁(表面カバー)
アクリル板はガラスと見分けがつかないくらいの透明度を持っているので、作品を鑑賞する場合にとても適しています。 また、アクリル板は耐候性にも優れており、紫外線を90%以上通さず作品の劣化を防ぎ作品を保護してくれます。

■建具・屋内窓
屋内の引戸や扉などの建具としても使用されています。また、透明度の高いアクリル板は光をよく通すので室内窓にもおすすめです。アクリル板は割れにくいため、ぶつかったりして怪我をする危険性が低くなりご家庭で使用する場合でも安心です。 毎日何回も開閉する引戸や扉のガラスはアクリル板に交換・代用して軽量化することをお勧めいたします。

■ペット用品
大切な家族の一員であるペットが快適に過ごせるよう、オーダーでの製作が増加しています。犬や猫のトイレ、鳥のケージケース、水槽の蓋など、お部屋のインテリアに合うようにオリジナルで製作が可能です。アクリル板はお手入れも簡単なためペット用品を清潔に保つことができます。

3.屋外の使用もおすすめ!アクリル看板の魅力

アクリル板は屋内だけでなく屋外での使用にも適しており、店舗などの看板、ビルやオフィスなどでさまざまなサインや案内を設置されている事例が数多くあります。 アクリル板は耐久性に優れており、雨や風、紫外線からの劣化を防ぎ、長期間屋外で使用しても案内表示がしっかりと視認できる事から看板におすすめの素材です。また、重量も軽いため、屋内外へ出し入れがしやすく扱いが容易な事も魅力の一つです。

このようにアクリル板は、太陽光や風雨、雪などの気象条件にも耐候性を発揮し看板に適した素材です。屋外での使用には特に適しており、過酷な条件下で耐久性が要求される自動車のヘッドランプカバーにもアクリル素材が使用されています。

4.耐久性だけではない加工性にも優れているアクリル板

アクリル板の魅力は強度や耐久性だけでなく、加工性にも優れた素材であることが挙げられます。 アクリル板の加工は、切断だけでなく穴あけ、ヒーター曲げに接着など、多種多様な対応が可能な事もメリットです。さまざまな加工が可能で、かつ加工がしやすいという点もアクリル板が幅広く活用している理由の一つです。

アクリルオンラインでは、図面を元に設計可能な便利なテンプレートをご用意しています。円形、楕円形、正方形、長方形、八角形、ハート型などの切り抜きなど、用途に合せてお好みのデザイン、サイズ、厚みでの製作が可能です。また、色展開が豊富で全20色からお選びいただけます。

■図面テンプレート
https://acrylic-online.com/d/feature/zumentemplate/

■アクリル 押出板20色
https://acrylic-online.com/d/feature/color/#article01

※アクリル板の穴あけ加工の種類や活用例についての記事は こちら
※アクリル板の切断端面の仕上げの種類についての記事は こちら

5.アクリル板の耐久性を活かしたDIYの実例をご紹介!

今回はアクリル板の強度、耐久性について詳しく解説しました。アクリル板は、強度、耐久性だけでなく、透明性、耐候性、加工性などにも優れた性質を持つ素材です。

その特徴を活かし幅広く使用されているアクリル板は、屋内だけでなく、屋外でも使用されています。 強度、耐久性の高さにより、屋外で使用する店舗の看板や案内看板、駐車場看板などにアクリル板はとても適していると言えます。

実際にアクリル板をアクリルオンラインで加工・製作された看板の事例をご紹介します。アクリル板は加工性の高さよりお好みのデザインでピッタリのサイズの看板が作れます。アクリル板の特性を活かした魅力的な看板作りをしてみてはいかがでしょうか。

■アクリル板の製作事例
「電飾看板の内板」

アクリル板で製作した電飾看板の内板
お客様からのレビュー
届いた商品の梱包から設置までの画像をアップして順に説明します。まず届いた状態は、商品よりかなり大きく余裕を持った梱包で、開梱の際に安心してカッターを使うことができました。

次に中身の商品ですが、これもまた破損しないように丁寧に梱包されていました。この段階で使用する看板に合わせてみた時は「あれ?ちょっと大きい?」と思いましたが杞憂でした。看板に付いていた内板をはずしてはめ込んだところピッタリ!

最後に店舗のシートを上に挟んで完成です。初めての注文でしたが、迅速な発送でした。初回登録ですぐ使えるポイントもありがたいです。また機会あれば利用したいと思います。
※お客様のレビュー・図面ページは こちら

アクリルオンラインからのコメント
電飾看板とはLED照明や蛍光灯で内側から看板を照らす仕様で、内照式看板ともいいます。昼夜問わず視認性に長けているため、店舗の上部に設置されたり、店舗の前に置く自立式看板など広く普及しています。

アクリル板は耐久性、耐候性、耐衝撃性に優れているため屋外看板の面板には最適な素材です。特に電飾看板の面板にはアクリル板の乳半というカラーを使用するのが一般的です。

アクリルオンラインでは電飾看板向けに「 アクリル板 オパール(乳半)(432L)」の取り扱いがございます。「 アクリル板 オパール(乳半)(432L)」は 全光線透過率が3mm厚で48%と半分程の光を透過します。拡散剤が練り込まれているため、光を均一に拡散して看板全体を光らせることが可能です。

■アクリル板 オパール(乳半)(432L)
アクリル板 オパール(乳半)(432L)
アクリル板の耐用年数は使用条件にもよりますが10〜20年とされています。古くなってアクリル板が劣化し発光量の落ちた看板はお客様に悪い印象を与えかねません。また、LED蛍光灯が普及してコストが下がりましたが、電飾看板には未だに従来の蛍光灯が多く使用されています。 高所に設置されている電飾看板は危険なため業者さんへ依頼されることをオススメいたしますが、 自立式電飾看板は構造がシンプルなため、比較的簡単にご自身で蛍光灯とアクリル板の交換が可能です。 この機会に古くなった蛍光灯とアクリル板を交換されてみてはいかがでしょうか。

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