配送朝8時までのご注文で
最短翌日にお届け!

アクリル板は何に使われていますか?

アクリル板は何に使われていますか?

1.アクリル板の用途

アクリル板とヒロミさん アクリル板はさまざまな用途で幅広く活躍している素材です。アクリル板は収納ケースや照明器具など身近な場所で使用されている一方、電子部品や光学部品などの産業機器や医療機器、建築資材など用途は多岐にわたります。今回はアクリル板の特徴や性能、具体的な活用事例を詳しくご紹介します。

アクリル板は優れた性質を多く持つ樹脂素材です。透明性、耐衝撃性、耐候性、軽量性、耐久性などに優れており、さまざまなシーンで活用されています。アクリル板は加工性に優れている素材でもあることから応用範囲が非常に広い素材です。日常的に目にしている機会の多い素材ですが、アクリル板が使われているものにはどのようなものがあるのかご存じでしょうか。ここからはアクリル板の代表的な用途を「一般用途」と「産業用途」に分けてご紹介します。

アクリル板の一般用途

■収納ケース・コレクションケース
アクリル板はガラスよりも優れた透明性を持つ素材です。お気に入りのコレクションを邪魔することなく、大切なものを保護してくれます。
※コレクションケースなどの製作事例とレビューは こちら

■ガラスの代替
アクリル板は透明度が高くガラスに似ている素材です。ガラスに似た特性を持ちながらも割れにくく、破片がバラバラと飛び散るような事がなく安心です。軽量でもあるため住居内で使われているガラスの交換・代用としての需要が高まっています。
※ガラスの代替などの製作事例とレビューは こちら

■棚板
アクリル板は軽量で割れにくい素材です。地震などで棚が倒れた際に棚板が割れて飛散するような事がなく安心です。また加工性に優れているので、お使いの棚のサイズにピッタリ合わせるような加工ができ、手軽にDIYを楽しんでいただけます。圧迫感のない透明なアクリル板は、お部屋を明るく演出しインテリアのアクセントとしてもおすすめです。
※棚板などの製作事例とレビューは こちら

■テーブルマット
アクリル板のテーブルマットは、大切なテーブルやデスクを汚れから守ってくれます。透明度、表面硬度、耐候性に優れているためテーブルマットに適しています。また加工性も優れているので、お使いのテーブルやデスクに合わせて、長方形・円形などの簡単なものから、凝った形のものまで加工が可能です。
※テーブルマットなどの製作事例とレビューは こちら

■額縁の面板やフォトフレーム
アクリル板は透明で耐候性が高いため、フォトフレーム、絵画、写真などの保護に適しています。紫外線(UV)カットも見込めるため、経年劣化による変色や変形の心配が少なく美術品の展示ケースなどにも使用されています。
※額縁の面板などの製作事例とレビューは こちら

■ペット用品
アクリル板はお手入れも簡単なためペット用品を清潔に保つことができます。家族の一員である大切なペットが快適に過ごせるよう、ペット用品にアクリル板を使用していただくことをおすすめします。アクリル板は耐久性、耐候性に優れているので錆びたり腐ることなく、場所を選ばずにお使いいただけます。
※ペット用品などの製作事例とレビューは こちら

アクリル板の産業用途

■看板
透明性に優れ強度が低下しにくい素材です。使用条件によって異なりますが10~20年程度の耐久性があり屋外での利用にも向いています。店舗や会社の看板、スタンド型の看板、電飾看板などさまざまな屋外看板などに使用されています。

■電子機器・医療機器
アクリル板は携帯電話の表示窓、薄型液晶ディスプレイ、広告用のパネルなどに使用されています。アクリル板の優れた加工性を活かし特殊な形状や複雑な形状を持つ電子部品や医療機器の部品などに採用されています。

■車のヘッドカバー・航空機の窓・鉄道の案内板
太陽光に含まれる紫外線に対して非常に優れた耐候性を持ち、雨、風、雪といった自然の力にも強い素材です。同時に優れた透明性により視界の確保もできるため、窓や案内板に適しています。

■住宅資材・建築資材
屋外での使用に十分に耐えうる耐候性を持ち、屋外での長期使用でも変形、変色、劣化がしにくい素材です。アクリル板はガラスの約半分の重量のため高所などさまざまな場所に設置できるのも利点です。
※アクリル樹脂を活かした活用例は こちら

2.アクリル板の特徴

アクリル板の特徴については前述しましたが、ここからはさらに詳しく解説します。アクリル板とはアクリルという合成樹脂で作られた板です。アクリル樹脂とも呼ばれる合成樹脂から作られたプラスチック素材を板状にした素材になります。アクリル板は私たちの生活の中では欠かせない優れた性質を持つ素材です。では、どのような特徴があるのかそれぞれ詳しくみていきましょう。

■アクリル板の特徴①「透明性」

アクリル板の可視光線透過率は92%で、その透明性は合成樹脂の分類の中で最高クラスです。ガラスの可視光線透過率は90%程度で、アクリル板はガラスよりも優れた透明性を持つ素材です。透明度が必要とされるディスプレイ、額縁のカバーなどに使用されています。
※可視光線とは、電磁波のうち人に見える波長のもの。いわゆる光のこと。
※アクリル板の透明度については こちら
※アクリル板の透明性を活かしたキッチンまわりの用途は こちら

■アクリル板の特徴②「耐衝撃性」

アクリル板は高い強度を誇る素材です。アクリル板はガラスの10倍以上の強度とされ耐衝撃性に優れています。万が一破損したとしてもガラスのように破片が飛び散るようなことがないため、ガラスをアクリル板に交換するシーンが増えています。
※アクリル板の耐久性については こちら

■アクリル板の特徴③「耐候性」

アクリル板は耐候性に優れており屋外利用にも適しています。使用条件によって異なりますが屋外で10~20年程度、紫外線や雨、風、雪などの悪天候下でも耐えることができ劣化がしにくい素材です。このように屋外での長期間使用にも十分に耐えうるため、厳しい条件下で使用される分野で普及しています。
※アクリル板の優れた耐候性については こちら

■アクリル板の特徴④「軽量性」

アクリル板はとても軽い素材です。アクリル板の比重は1.19、ガラスの比重は2.5でガラスと比較しても軽量であることが分かります。アクリル板はガラスの約半分の重量であり、高い場所への利用において重宝される素材です。重いものを設置できない場面や、建築、建設などで使用されています。
※アクリル板の比重については こちら

■アクリル板の特徴⑤「加工性」

アクリル板は加工性が高く、カットだけでなく穴あけ、熱曲げ、接着などさまざまな対応が可能で扱いやすい素材です。アクリル板は加工がしやすいので、お好きな写真で作るキーホルダーや写真立て、ウエディングのウェルカムボード、飲食店のメニュー表などDIYにおすすめです。
※アクリル板の穴あけ加工の種類や活用例についての記事は こちら
※アクリル板の切断端面の仕上げの種類についての記事は こちら

3.アクリル板のメリット・デメリット

アクリル板は透明性、耐衝撃性、耐候性、軽量性、加工性に優れているというメリットがある一方、デメリットも持っています。アクリル板を使用する際にはメリットだけでなくデメリットを知っておくことも必要です。

アクリル板は熱に弱い性質を持っています。耐火温度は80℃で燃えやすいため火気付近での使用は避け、火災の危険性のある場所での取り扱いには十分に注意する必要があります。

また、 アクリル板のお手入れをする際にアルコールで拭くことは避けてください。アクリル板をアルコールで拭くと、アクリル板がアルコールに反応し、劣化やひび割れなどの破損を起こす原因となりますので、お手入れの際は注意する必要があります。
※アクリル板の耐熱温度については こちら
※アクリル板のお手入れでやってはいけない方法については こちら

4.アクリル板の特性を活かした活用事例をご紹介!

いかがでしたでしょうか。今回はアクリル板の用途と特徴について解説しました。アクリル板は屋内・屋外と幅広く活躍しています。加工性に優れた素材なのでDIYにとても適しています。実際にお客様がアクリルオンラインで製作された事例をご紹介します。DIYは難しいかな?と尻込みしてしまった場合でもぜひ参考にしてみてください。

■アクリル板の製作事例
「無印のコレクションケース仕切り」

アクリル板で製作された無印のコレクションケース仕切り
お客様からのレビュー
ミニカーの展示に最適な無印良品のコレクションケースは、アクリル仕切りが2枚しか付属しておらず、6台しか展示出来ないので、アクリル板を追加して10台まで展示すると迫力満点です。
※お客様のレビュー・図面ページは こちら

アクリルオンラインからのコメント
「無印良品」「IKEA」「ニトリ」「3COINS」などから便利でおしゃれな収納アイテムが販売されています。 用途、素材、サイズ、カラーなど、あまりにも種類が多すぎるため、その商品や収納術を紹介するインフルエンサーが注目され、多くのフォロワーを獲得しています。

それらの収納棚、コレクション棚の中には追加用の棚板をオプションで販売している場合もありますが、ほとんどの商品がその限りではありません。 アクリルオンラインにはこのレビューを書かれたお客様のように、収納アイテムの追加用棚板を製作されるお客様がたくさんいらっしゃいます。

■無印良品 木製コレクションスタンド引き扉付き
無印良品の製品写真
出典: 無印良品

こちらの製品は棚受けが5ヶ所設けられていますが、棚板は2枚しか同梱されておりません。 アクリルオンラインではお好きなサイズでアクリル板をオーダーカット販売しております。

既存の棚板の寸法を測って、厚み、サイズを選ぶだけの「 かんたん自動見積」で即時購入が可能です。アクリル板の切断端面も切りっぱなし、カンナ仕上げ、磨き仕上げから選択することができますので 既存の棚板とそっくりなアクリル板を購入することが可能です。

アクリルオンラインには棚板以外にも収納ボックスの仕切り板を製作されるお客様もいらっしゃいます。

■「ニトリ Nインボックス よこ型ハーフサイズ」仕切り板
https://acrylic-online.com/shop/acryliconline/review/d/2083/
アクリル板で製作された収納ボックスの仕切り板
アクリルオンラインでオリジナルの追加パーツを製作して、収納アイテムをさらに便利にするDIYを楽しんでみてはいかがでしょうか。

5.アクリル板の加工、DIYならアクリルオンラインで!

アクリルオンラインは国内工場直送 国産材料で安心・短納期 アクリルオンラインでは、豊富な品揃えからお客様の用途に合わせた加工方法を選び、アクリル板の精密な加工が可能です。日本国内工場の熟練職人たちの手により製造、出荷までをワンストップで管理しています。

アクリル板の加工はアクリルオンラインにおまかせください。 図面テンプレートを50種類以上ご用意していますので、初めての方でも簡単に図面を作成していただけます。ぜひこの機会にアクリル板を使った製作・DIYに挑戦してみませんか?

■図面テンプレート一覧
https://acrylic-online.com/d/feature/zumentemplate/

※アクリル板を使ったお客様の製作事例は こちら

商品ページはこちら