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アクリル板は壊れやすいですか?

アクリル板は壊れやすいですか?

1.壊れにくいアクリル板の優れた強度について

アクリル板とヒロミさん アクリル板は優れた強度を持つ樹脂素材です。アクリル板は強度以外にも優れた特徴を多く持つ素晴らしい素材ですが、そもそもアクリル板とはどのような素材で、どのような特徴を持っているのかご存知でしょうか。今回は、アクリル板が壊れにくい優れた特性を持つ理由について分かりやすく解説します。

アクリル板とは「アクリル樹脂」と呼ばれる合成樹脂を板状にした素材です。樹脂の種類は「合成樹脂」、「天然樹脂」に分類され、アクリル樹脂は合成樹脂に分類されます。石油を原料とした高分子体である合成樹脂の中でも「熱可塑性樹脂(ねつかそせいじゅし)」に属し、その特徴としては、強度、耐衝撃性、耐候性、耐久性、軽量性、透明性、加工性に優れています。
※樹脂の種類についての図は こちら

このように優れた強度に加え、耐衝撃性、耐候性、耐久性を備えたアクリル板は壊れにくい素材のため、安全性が高く、さまざまな分野で活用されています。 例えば、建築、住宅資材、インテリア、自動車、電子機器、医療機器、航空、鉄道など幅広く利用されており、アクリル樹脂の需要はますます拡大し続けています。
※アクリル樹脂については こちら

2.ガラスよりも優れた耐衝撃性を持つアクリル板のすごさとは

前述した通り、アクリル板の特徴は強度、耐衝撃性、耐候性、耐久性、軽量性、透明性、加工性が挙げられます。 見た目が似ているガラスとアクリル板の耐衝撃性を比較した場合、アクリル板はガラスの10倍以上の強度があると言われています。このように安全性に優れた特徴の一つに耐衝撃性があげられます。

また、一般的なガラスが強い衝撃を受けると割れて破片が飛散するのに対し、アクリル板は衝撃に強く割れにくい特性を持っているため、割れても破片が飛散しにくく、怪我防止、安全対策にも効果的です。アクリル板の壊れにくいという特性により、建築資材であるガラスをアクリル板に交換するケースも増えています。 このようにアクリル板の強度と耐衝撃性は、安全性や耐久性を求められるさまざまな用途で重宝され、幅広い場面において多用される大きな理由です。

耐衝撃性に強いアクリル板ですが、表面硬度はガラスより劣り傷が付きやすい特徴があります。アクリル板を取り扱う上で、DIY等ご自身で加工される際にはご注意ください。特性を理解し正しく取り扱うことで、安全かつ効果的にアクリル板を活用することができます。
※アクリル板の強度や表面硬度については こちら
※アクリル樹脂の特性、強みについては こちら

3.アクリル板を長く使い続けるための注意すべきポイント

アクリル板は強度、耐衝撃性に強く壊れにくい素材ですが、いくつか条件が重なると破損に繋がる恐れがあります。いつまでも長くお使いいただけるよう破損を防ぐための対策方法をご紹介します。

■アクリル板を長く使い続けるためのポイント①「衝撃から守る」

アクリルはガラスよりも衝撃に強く、日常の使用で割れることは非常に少ないです。しかし、金づちなどの固いもので叩いたり、重い物を落とした場合には、破損する可能性があります。落下やぶつけるなど予期しない衝撃から守るために、以下の点に注意が必要です。

・落下しやすいような高い場所に設置する場合は、適切な固定具を使い取り付ける。
・アクリル板を置く場所は、平坦で安定した場所を選ぶ。
・アクリル板の周囲に、十分なスペースを確保する。
・アクリル板を持ち運ぶ際は、滑り防止のため軍手をはめるなど落下に注意する。

■アクリル板を長く使い続けるためのポイント②「熱から守る」

アクリル板は熱に弱い素材です。アクリル板の耐熱温度は80℃で、80℃を超えると軟化し反ってしまう場合があります。そのため高温になる環境での使用には適しておりません。また アクリル板は可燃性で燃えやすいため火気付近での使用は避けてください。
※アクリル板の熱に強くない、燃えやすい特徴については こちら

■アクリル板を長く使い続けるためのポイント③「アルコールから守る」

アクリル板はアルコールや有機溶剤などの化学物質に弱い素材です。アクリル板をお手入れする際にアルコールで拭くと、アクリル板がアルコールに反応し、劣化やひび割れなどの破損を起こす原因になりますので注意が必要です。
※アクリル板の掃除にアルコールの使用はNGについては こちら

■アクリル板を長く使い続けるためのポイント④「定期的に点検する」

アクリル板にひび割れや欠けなどの異常がないか、定期的に点検し、異常を発見した場合はすぐに使用を中止してください。アクリル板は消耗品でもあるため、破損した場合や汚れた場合は買い替えをおすすめします。
※アクリル板を安全に使用する際に注意すべきポイントについては こちら

4.壊れにくいアクリル板の強度を活かした製作事例をご紹介!

いかがでしたでしょうか。今回はアクリル板の強度や耐衝撃性に優れた特徴について解説しました。 アクリル板は強度や耐衝撃性だけでなく、耐候性、耐久性、軽量、透明性など優れた性能を持っており壊れにくい素材です。また加工がしやすい素材のため、さまざまなニーズに合わせてご自身で楽しめるDIYにも適しています。

実際にアクリルオンラインでアクリル板を加工・製作された事例をご紹介します。今回ご紹介する事例以外にも、アクリルオンラインではアクリル板の魅力を最大限に引き出す製作事例が豊富に掲載されています。ぜひ、アクリル板の特性を活かした製品づくりにチャレンジしてみてください。

■アクリル板の製作事例
「店舗のディスプレイ」

アクリル板で製作された店舗のディスプレイ
お客様からのレビュー
ガラスは重いし割れる心配があるのでアクリル板を選びました。重めの什器を置く事もあり5mmの厚みでオーダーしました。
即日発送で助かりましたし商品も頑丈でとても重宝しそうです。ありがとうごさいました。
※お客様のレビュー・図面ページは こちら

アクリルオンラインからのコメント
美しい店舗ディスプレイはお客様に商品の魅力を伝えるための必須アイテムです。商品の特徴をわかりやすく訴求し、見つけやすく、きれいに陳列することがお客様の購買意欲の向上につながります。

店舗ディスプレイはあくまでも脇役のため主張しすぎないアクリル板やガラスなどの透明素材が適しています。耐衝撃性、耐候性、耐久性、軽量性などにおいて店舗ディスプレイにはアクリル板が優位ではありますが店舗内でガラス素材を多用している場合にはその限りではありません。

アクリル板とガラスはよく似た素材ですが、色を比較するとアクリル板は無色透明ですが、ガラスは薄い緑色に見えます。ガラスはその製造過程で微量の酸化鉄が含まれその影響で薄い緑色になります。 アクリル板(押出)オーダーカットには「 ガラス色(148K)」という見た目をガラスそっくりに色付したアクリル板がございます。

アクリル板 透明(P)とアクリル板 ガラス色(148K)
ガラスの見た目の高級感は踏襲しつつ、アクリル板の耐衝撃性、耐候性、耐久性、軽量性を兼ね備えたイイトコドリの優れた素材です。デザイン性、イメージを統一するためにガラス素材を多用している店舗には、アクリル板「ガラス色(148K)」をおすすめいたします。

5.壊れにくいアクリル板の加工・DIYはアクリルオンラインにおまかせください!

アクリルオンラインは国内工場直送 国産材料で安心・短納期 アクリルオンラインにはアクリル板の魅力を最大限に引き出すアイデアやアクリル板の強度を活かした製作事例が豊富に揃っています。屋内だけでなく屋外でも、さまざまな用途でアクリル板を活躍させることができます。

アクリルオンラインでは、豊富な品揃えからお客様の用途に合わせた加工方法を選び、アクリル板の精密な加工が可能です。日本国内工場の熟練職人たちの手により製造、出荷までをワンストップで管理しています。

アクリル板の加工がアクリルオンラインなら簡単に実現します。難しいから簡単に!アクリル板を使った製作・DIYをアクリルオンラインで手軽に楽しんでみませんか?
※アクリル板を使ったお客様の製作事例は こちら

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